月経トラブル
月経期間中に起こる腹痛・腰痛・吐き気などの症状を月経困難症といいます。多くの女性がこの症状に悩まされていますが、ほとんどの場合、特に治療などを行っていないケースが多くみられます。
子宮内膜症や子宮筋の異常収縮が原因である場合が多く、治療には鎮痛剤によるコントロールや、漢方による体質改善、低用量ピルなどを上手に利用して、症状の軽減を図ります。
女性ホルモンの分泌異常などにより、3ヶ月以上にわたり月経がないものを無月経、39日以上3ヶ月以内で発生する月経を稀発月経、また24日以内で発生する月経を頻発月経といいます。
治療は、診察や検査によって障害部位や重症度などを調べた上で、ホルモン剤や漢方薬などを用いて行います。
月経量が多量の場合を月経過多といいます。症状がひどい場合には貧血の恐れがあります。
原因としては、子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープ・子宮内膜増殖症などが考えられます。また他にも循環器や血液の病気の疑いもありますので、異常を感じたらまずは検査を受けられることをお勧めします。
逆に月経量が異常に少ないものを月経過少といいます。
原因としては、子宮内膜萎縮・子宮内膜発育不全・子宮腔癒着・卵巣機能不全などが考えられます。
月経前症候群とは生理の約2週間前から起こる心と体のトラブルの総称です。ホルモンのアンバランスさにともなって日常生活に差し障るさまざまな症状が一群となって現れますが、月経が始まると消失することがほとんどです。
症状としては、乳房が痛い・張る、頭痛・めまい、肌荒れ、体がスムーズに動かない、気分の不安定など様々で、ある調査では20~30歳台の働く女性の90%以上の人がこういった症状にあてはまるという結果が出ています。
日常のストレスが原因となっている場合も多く、放置すると対人関係の悪化などにつながることもありますので、症状にあわせてホルモン剤や精神安定剤、漢方薬などを組み合わせて軽減を図ります。
