更年期障害
大体42才から56才くらいまでの期間の期間に起こる、様々な心身のトラブルをいいます。その原因は「女性ホルモンの減少」、「その女性のおかれている社会的な要因」、「精神的な要因」の3つに分けることができます。つまり更年期障害は女性ホルモンの急激な減少という根本的原因に、社会的、精神的な要因が加味されて現れる訳です。
更年期障害としては、以下のような症状があげられます。
急性症状
1.血管運動神経障害・・・のぼせ、熱感、発汗、寝汗、動悸、肩こりなど
2.精神神経障害・・・不眠、不安、記憶力減退、物忘れ、頭痛、イライラ、抑うつなど
亜急性の症状
1.腟・尿道粘膜の萎縮・・・性交障害、腟炎、膀胱炎、頻尿、尿失禁
2.皮膚障害・・・乾燥、知覚障害、疼痛、しびれ、外陰部のかゆみ
3.コレステロールの増加・・・悪玉コレステロールの増加、善玉コレステロールの低下
慢性障害
1.骨粗しょう症・・・骨折
2.心血管系の危険性の増大・・・動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞
これらの内、血管運動神経障害や腟・尿道粘膜の萎縮による症状に対しては、積極的にホルモン治療を行いますが、効果が不十分な場合やその他の場合は、抗不安剤や抗うつ剤、漢方カウンセリングなどと組合せて治療に当たります。
また、コレステロールの増加や骨粗しょう症などに対しても定期的なフォローが必要となりますので、是非ご相談ください。
