粘液性卵巣境界悪性腫瘍について

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第一子妊娠中に卵巣嚢腫がみつかり、6年間、エコーで経過観察していました。良性だろうと言われていました。サイズは変わらず4センチでした。
先月、第二子出産の帝王切開時に子宮の重さで少し大きくなっていたようで腫瘍のみ切除したところ、粘液性卵巣境界悪性だということが判明しました。不完全手術なので左側卵巣と卵管大網の切除手術を勧めます。と言われましたが、
緊急帝王切開と血腫の手術を受けているため、3回目の手術に向かう気力がなく経過観察を選びました。
腫瘍のみ切除だけで経過観察している方は多いのでしょうか？
再発率はどうなのでしょうか？
再発した場合、どうなってしまうのでしょうか？
何らかの要因で左側卵巣が腫れた場合、手術しましょうと言われましたが、機能性の腫れの場合でも手術になってしまうのでしょうか？

経過観察を選びましたが、ガイドラインをみると全摘が標準手術になっているのをみて不安になっています。
どうぞ宜しくお願いします。

[さくま診療所 院長 佐久間 航]

非常に難しいですね。

基本的にはやはり完全手術が望ましいでしょう。

細かい病理検査結果などによっても違いが出ることもあるので、再発率などは担当の先生にきちんとお聞きいただいた方が良いと思われます。

そして、反対側の卵巣が腫れるなど、手術をする方が良いと考えられる機会があれば、今回できていない手術をしてしまう方針をとることが多いと思われます。

では、ご参考にしてください。