ピル処方|大阪心斎橋にある婦人科【さくま診療所】

ピル処方

ピル処方外来(低用量ピル(OC)処方)について

低用量ピルは、ホルモンバランスを妊娠中のような状態にします。
つまり妊娠中にピルを服用すると、ホルモンの量が増えるのです。
赤ちゃんへの影響はほとんど無いものの、妊娠中や妊娠している可能性があるのであれば、ピルの服用はやめましょう。
また、低用量ピルによって増えるエストロゲンには、骨の成長をストップさせる恐れがあるので、成長期の方の処方もできません。
自分の身体と心を守るためには、しっかりと服用基準を守り、正しいピルライフを送ることが大切です。

ピルを手に持つ女性

低用量ピル(OC)ってどんなもの?

低用量ピルは、経口避妊薬といわれる女性の一番確実な避妊方法です。 日本では男性が使用するコンドームの使用が一般的ですが、低用量ピルは 女性自身が使って避妊をすることができるので、自分自身を守ることが出来ます。 避妊に失敗したり、犯罪に巻き込まれて望まない妊娠をしてしまうと、 心と身体もはより一層傷ついてボロボロに疲れてしまいます。 あなたの心と身体のご機嫌を守るためにも、一つの選択肢となる避妊方法です。

ピル処方を希望される方へ

まずピル内服ができる方か、確認・診察をします。

最初に、ピル内服を始める上でリスクの高い方でないかどうかをお伺いします。
その後血液検査を行い、異常がなければピルの処方を開始させていただきます。
6ヶ月に一度、血液検査(肝機能・貧血・コレステロール・凝固検査)が必要です。
健康診断・人間ドッグなどを受けた方、他の病院で血液検査をされた方は検査結果をお持ちになっていただければ、 当院の検査が不要になる場合があります。
追加で必要な項目があれば検査させていただきます。

ピルの費用

低用量ピル(OC)1シート

1,700円~(税込)

注意事項

  • 18時以降にご来院される場合は上記金額に夜間加算として500円(税込)加算されます。
  • 6ヶ月に一度、血液検査(肝機能・貧血・コレステロール・凝固検査)が必要です。
    健康診断・人間ドッグなどを受けた方、他の病院で血液検査をされた方は検査結果をお持ちになっていただければ、当院の検査が不要になる場合があります。追加で必要な項目があれば検査させていただきます

ピルには避妊以外にも様々な副効用があることをしっていますか?

低用量ピルは避妊目的の薬ですが、それ以外にも女性を助ける副効用があり、それを目的として使用されることもあります。
ただ、人によって飲みはじめに吐き気や頭痛などの副作用を伴う方がいらっしゃいます。
内服を続けるうちに症状はほぼなくなりますが、気になる場合や我慢できない場合はご相談ください。

低用量ピルの副効用

  • 月経困難症の軽減・月経に関するトラブルの改善
  • ホルモンバランスを整え、PMS症状を和らげる
  • 卵巣がんや卵巣のう種を患いにくくなる
  • 子宮体がんの予防や、乳房の良性腫瘍を抑える
  • イベントや旅行前の月経周期の調節
  • 生理に伴うニキビ・肌荒れや貧血の改善

ピル(経口避妊薬:OC)とは、一般にエストロゲンとプロゲステロンの合剤をいいます。
副作用も少なく、現在では日本人の低用量ピルの利用者は約16~17万人といわれています。

ピル・避妊の方法や飲み方に迷ったときも相談してください。

自分に、パートナーにできる避妊方法を万全の準備をして行為を行ったけど、翌日になると、妊娠の可能性を否定しきれずやっぱり不安でたまらなくなってしまう。
どれだけ用心深くても、万が一のことを考えて心に重荷を抱えてしまう女性がいらっしゃいます。その漠然とした不安な気持ちはとてもよくわかります。
どんな避妊法を行ったのか、あなたの身体はどんな状態なのかをお聞かせください。事前だけでなく、事後の避妊サポートもさせていただいています。
※体の健康と安全のために、定期健診・採血・子宮がん検診・エコー・乳がん検診を1年に一度は受けるようにしましょう。

ピルの習慣づけと、飲み忘れた時の対処法

24時間ごとに1錠、一定の時間に服用しましょう。

ピルは21日間毎日飲み続けることにより効果が出る薬です。
飲む間隔は24時間ごとに1錠、つまり毎日一定の時間に服用する必要があります。 特に食前や食後の時間である必要はありませんが、毎日の生活のリズムの中に組み込んで しまうことにより、飲み忘れを防いでいる人が多いようです。朝起きた時や夜寝る前に飲む、 昼間に携帯のアラームを使って決められた時刻に飲むなど工夫して服用しましょう。 例えば、平日と休日で生活リズムが変わる人は夜寝る前に飲むことをおすすめします。

薬を飲む女性

飲み忘れた時は、最後にピルを飲んだ時間が大切!

飲み忘れた場合、最後に飲んだ時間から24時間経過しているかどうかで対処法が変わります。
24時間以内であれば、飲み忘れに気づいた時間に1錠を飲んで構いません。 その後、次の1錠をいつも通りの時間に飲むと間隔が短くなりますが、問題ありません。 いつもの時間に、昨日の分を飲み忘れていたことに気がついた時は、 昨日と今日の分をあわせて2錠飲みます。
一方で、24時間以上経過してしまった場合は避妊の効果が十分に得られなくなります。 避妊目的でピルを飲んでいる場合は、服用を中断しコンドームの使用など別の方法で避妊してください。 次の生理が来てから、また新しいシートを飲み始めましょう。 ただし、避妊以外の目的で飲んでいる場合は気づいた時点で2錠飲み、それ以降はいつもの時間に飲むようにしてください。

ピルと時計

低用量ピルを処方できない方

  • 過去に低用量ピルを服用し、激しい副作用や体が過剰反応した場合
  • 脳血管障害や重度の高血圧など、血管に関する病気を患っている場合
    血管内に血の塊ができて血管を塞いでしまう血栓症のリスクが高まるため、低用量ピルの処方はできません。 また、血栓のリスクが高くなる35歳以上の方で喫煙者の方に関しても処方ができない場合があります。
  • 肝機能が低下している方も注意が必要です
    稀にピルを体内で処理する過程で肝機能障害を起こす可能性があるため、 すでに肝臓に障害がある場合や腫瘍がある場合も処方することができません。

診療時間

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婦人科・一般内科
09:30-12:30
14:00-16:00
18:00-20:00
乳腺外来
09:30-12:30

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※ 乳腺外来の先生の都合により診察日が異なる場合がございます。

【休診日:木曜・土曜午後・日曜・祝日】

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