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中絶手術後の性交渉・生理・出血・痛みについて全解説!

コラム

中絶手術は、妊娠を中断するための手段の一つです。
しかし、手術後には身体に様々な変化が起こります。
特に性交渉、生理、出血、痛みについては、多くの女性が不安を感じるでしょう。
中絶手術後の性交渉については、どのくらいの期間を避けたらよいのか、どのような注意点があるのか。
また、生理が再開するまでの期間や出血の量、期間、痛みの程度についても解説します。

 

 

中絶手術で考えられるリスクについて

中絶手術は妊娠を中断するための手段の一つですが、手術には必ずしもリスクがないわけではありません。
中絶手術には出血や感染などの身体的なリスクや、心理的な影響も考えられます。

 

感染症

中絶手術に伴うリスクの中で最も一般的なものの一つが、感染症の発生です。
中絶手術は子宮内に侵入して胎児を取り出す手術であるため、手術部位が外部の環境にさらされることによって、細菌やウイルスの感染につながる可能性があります。
感染症の症状には発熱、腹痛、下痢、吐き気、膣分泌物の増加などが挙げられます。
これらの症状が発生した場合は、早期に医療機関を受診することが重要です。
感染症は適切な治療を受けずに放置すると、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
感染症を予防するためには、手術前に抗生物質を投与しておく必要があります。

 

繊毛遺残

繊毛遺残とは、妊娠中に胎児の呼吸器系である繊毛が母体側に侵入し、子宮内膜に残留することで生じる現象です。
このような状態が続くと、炎症や不正出血、不妊などの問題を引き起こす可能性があります。
繊毛遺残は中絶手術中に子宮内膜を取り除く際、繊毛が十分に取り除かれない場合に生じる可能性があります。
そのため、中絶手術を行う場合には経験豊富な医師による手術が必要であり、事前のカウンセリングや検査を受けることも重要です。

 

子宮穿孔

子宮穿孔とは、手術中に子宮が破れたり穿孔したりすることを指します。
子宮穿孔は中絶手術中、手術器具の使用や手術技術、子宮の状態などによって引き起こされる場合があり、子宮穿孔が生じた場合、出血や腹痛、感染症などの合併症が発生する可能性があります。
そのため、手術は慎重に行われる必要があり、手術後には経過観察が必要です。
もし手術中に子宮穿孔が生じた場合には、速やかに対処することが必要です。

 

子宮頚管損傷

子宮頚管は子宮と膣を繋ぐ管であり、この部位が損傷すると、不正出血や子宮頸管狭窄症、不妊などの合併症を引き起こす場合があります。
子宮頚管損傷は、中絶手術によく見られる合併症の1つであり、手術中に子宮頸管に器具を挿入することによって生じる可能性があります。
また、手術前に子宮頚管に炎症や感染がある場合、損傷しやすくなるといわれています。

 

大量出血

中絶手術における出血は、手術中や手術後に発生することがあり、その原因は子宮内膜や子宮壁に付着している血管が破れる、または手術器具の使用によって子宮内膜が損傷されるなどが挙げられます。
大量出血は、手術中や手術後に重度の貧血やショック症状を引き起こすことがあります。
そのため、手術前に患者さんの健康状態を確認し、手術方法の選択が重要です。
手術中は出血量の管理が重要であり、手術後の経過観察が必要です。
大量出血が生じた場合には、速やかに対処しなければなりません。

 

 

中絶手術後の4つの注意点は?

中絶手術は、妊娠を中断するための手術です。手術後は、適切なケアをすることが重要です。
特に手術後の最初の数日間は、過度な体力消耗や刺激を避け、慎重に行動する必要があります。
以下では、中絶手術後に注意すべき4つのポイントについて説明します。

 

中絶手術後は飲酒は控えること

中絶手術後は飲酒を控えることが推奨されます。
中絶手術後は体力が回復するまでしばらくの間、身体への負担を減らすことが必要です。
過度のアルコールの摂取は身体に負担をかけることがあり、血圧や心拍数の上昇、貧血などの問題を引き起こす可能性があります。
また、アルコールによって出血量が増加することがあるため、手術後の出血リスクを高めることにもなります。

 

中絶手術当日の入浴は控えてシャワーにすること

中絶手術当日は入浴を控え、シャワーにすることが望ましいとされています。
手術前には身体を清潔にしておく必要がありますが、手術後には傷口が感染することを防ぐためにも入浴は控えることが推奨されます。
入浴中に湯船に浸かることで、細菌やウイルスが傷口に入り込む可能性があり、感染症のリスクが高まることがあるため、許可があるまで(一般的には一週間程度)はシャワーで身体を洗浄することが望ましいでしょう。
ただし、手術後は身体が疲れているため、シャワーも過度に強い水圧で行わないように注意する必要があります。

 

中絶手術後の食事は問題なければ帰宅後から可能

中絶手術後は、食事について特別な制限があるわけではありません。
ただし、手術後は身体が疲れているため、消化器官に負担をかけないよう軽い食事から始めることが望ましいでしょう。
手術後すぐに大量の食事を摂ると、吐き気や胃腸の不快感を引き起こすことがあります。
そのため、手術後には消化の良い栄養価の高い食事を心がけ、少量ずつ頻繁に食べるようにします。
また、手術後は身体が休息を必要としているため、脂肪分の多い食品や高カロリーの食品を避けバランスの良い食事を心がけることが重要です。

 

中絶手術後に性交渉してしまったら連続して妊娠する可能性がある

中絶手術後の性交渉によって子宮内の傷が再度損傷し、出血や感染のリスクが高まることがあります。
また、中絶手術後は排卵が起こる可能性があるため、連続して妊娠する可能性があります。
妊娠を望まない場合は、中絶手術後も適切な避妊方法を使用することが重要です。
手術後の適切な避妊方法については、医師や専門クリニックに相談することが望ましいでしょう。

 

 

中絶手術後に身体や心に出る可能性がある6つの症状

中絶手術は、多くの場合、身体的な負担やストレスが伴う手術です。
手術後は身体や心に様々な症状が現れることがあり、身体的な症状としては出血や痛みが挙げられます。
また、心理的な症状としては後悔や罪悪感、うつ病のような症状が現れる場合もあります。
これらの症状は人によって程度や出現のタイミングが異なりますが、適切なケアやサポートが必要です。
ここでは、中絶手術後に身体や心に出る可能性がある6つの症状を詳しく説明します。

 

子宮が収縮する際の生理痛のような痛み

中絶手術後には、子宮が収縮する際の生理痛のような痛みが現れることがあります。
この痛みは通常、手術後数日から数週間の間に現れ、薬物療法や休養によって軽減することができます。
この痛みは子宮が元の大きさに戻るために起こるもので、通常は軽度の痛みであり、数日で自然に治まります。
ただし、痛みが強い場合は医師に相談することが望ましいでしょう。
また、痛みを軽減するためには安静に過ごしたり、カイロで下腹部を温めたり、痛み止めを服用したりするなどの対処法があります。

 

人工妊娠中絶後に麻酔の影響で吐き気を感じる・嘔吐する

人工妊娠中絶後には、手術中に使用された麻酔の影響で吐き気を感じる・嘔吐することがあります。
これは、手術前に絶食を余儀なくされたり、手術時に薬剤が投与されることで起こります。
このような症状が現れた場合、医師に相談することが重要です。
また、手術後は身体に十分な栄養と水分を摂ることも重要です。
しかし、症状が重い場合や持続する場合は、検診や医師に相談することをお勧めします。

 

中絶手術後1~2週間ほど生理のような出血が続く

中絶手術後1〜2週間ほど、生理のような出血が続くことがあります。
これは手術によって子宮内膜が削られることで起こるもので、通常は手術後数日から数週間の間に続きます。
出血量は通常の生理よりも多く、血塊が混じることがあります。
ただし、この出血は徐々に軽減していき、最終的には止まることがあります。
この期間中はタンポンの使用は避け、ナプキンを使用することをおすすめします。

 

手術の麻酔の影響によるめまいや頭痛

麻酔薬は手術中の痛みを和らげるために使用されるため、術後には体内から排出されます。
しかし、一部の患者さんは、麻酔の影響によりめまいや頭痛が数時間から数日続くことがあります。
特に、手術前に麻酔に関するアレルギーや過去の経験がある場合は、麻酔による副作用が起こる可能性が高くなります。
そのため、手術前には医師に過去の麻酔経験を伝えておくことが重要です。

 

PTSDの一種である中絶後遺症候群(PAS)を発症する

PASは中絶手術が引き起こす身体的、精神的、社会的な影響により患者さんが長期間にわたって苦しむ症状の総称です。
具体的にはうつ病、不安障害、自己評価の低下、トラウマ、自殺願望などが挙げられます。
PASは中絶手術の直後から数年後に発症することがあり、その発症率は患者さんによって異なります。
PASを発症する原因は複雑で、中絶手術そのものや手術前後のストレス、周囲のサポートの不足などが関与していると考えられています。
治療には認知行動療法や対人関係療法、薬物療法などがあります。
また、周囲の家族や友人、カウンセリングセンターなどからのサポートも有効です。

 

38度以上の熱が続き腹痛もある場合は子宮内感染の可能性もある

中絶手術後に体温が38度以上の発熱が続き、腹痛や膣からの異常な出血がある場合は、子宮内感染の可能性があります。
子宮内感染は中絶手術や出産時に起こることがあり、細菌感染によって引き起こされます。
子宮内感染は早期に治療しないと腹膜炎や敗血症を引き起こすことがあります。
治療には抗生物質の投与や手術が必要になる場合があります。
子宮内感染の疑いがある場合は、速やかに医師に相談することが重要です。

 

 

中絶手術後に関するよくある質問

 

中絶手術後つわりはいつまで続きますか?

中絶手術後のつわりは、個人差がありますが、一般的には数日から1週間程度で終わる場合が多いです。
ただし、中絶手術後のつわりが長引く場合や吐き気や嘔吐が非常にひどい場合は、医師に相談することが必要です。
このような場合、脱水症状や栄養不良を引き起こす可能性があるため、早めの対処が重要です。
また、つわりが続く場合には、医師に適切な対処法や処方薬など指示を仰ぎましょう。

 

中絶手術後の体調不良はいつまで続きますか?

中絶手術後の体調不良は個人差がありますが、一般的には数日から1週間程度で緩和されることが多いです。
ただし、出血量が多かった場合や合併症があった場合は、体調不良が長引くことがあります。
また、中絶手術後には精神的な不調を感じることがあるため、その場合には専門のカウンセリングやサポートを受けることも大切です。
体調不良が続く場合には医師に相談することをおすすめします。

 

中絶手術後の痛みはいつまで続きますか?

中絶手術によって生じる痛みには、子宮が収縮する際の生理痛のような痛みや手術部位の痛み、切開部分の痛みなどがあります。
これらの痛みは手術後数時間から1日程度は強く感じられることがありますが、徐々に軽減していく傾向があります。
痛みの程度や期間は、手術方法や個人の体質、健康状態によって異なります。
痛みが強く続く場合は、医師に相談して適切な処置を受けるようにしましょう。
また、痛みに関しては手術前の説明やアフターケアの指示に従って適切な対処を行うことが重要です。

 

一度中絶するとバレますか?

中絶手術によるお腹の傷はほとんどなく、手術後数週間でほとんど目立たなくなるため、バレることはほとんどありません。
ただし、手術後に合併症が発生した場合には、医師からの指示に従って治療を受ける必要があります。
また、中絶に関する医療記録は法律上保護されているため、通常は外部に漏れることはありません。

 

中絶した赤ちゃんはどうなりますか?

日本では、初期中絶・流産(11週6日まで)の手術後の胎児は専門の業者に引き取って頂くように定められております。
中絶した胎児は、中絶手術によって子宮から取り出されます。
取り出された胎児は、医療処理され、適切な方法で処分されることになります。
ただし、中絶には倫理的・宗教的な問題も含まれるため、それぞれの立場や規制によって取り扱いが異なる場合があります。
一般的には、医療施設で適切に処理されます。

 

 

まとめ

中絶手術後の性交渉、生理、出血、痛みについて解説してきましたが、どれも女性にとって非常にデリケートな問題です。
中絶手術は、個人的な事情や体調などの理由により選択する場合がありますが、手術後の体調や症状についてはしっかりと理解しておくことが大切です。
性交渉に関しては、手術後1週間程度は控えることが望ましいですが、必ずしもすべての女性が同じタイミングで復帰するわけではありません。
生理、出血、痛みについても個人差がありますが、正しい情報を知ることで自分の体調を把握し、早期の不調に気づくことができます。
中絶手術は人生に大きな影響を与えることがあるため、選択する前には自分自身の感情や状況をよく考える必要があります。
そして、手術後は必ず医師の指示に従って正しいアフターケアを行い、心身ともに健康であることを保ちましょう。

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